BOX到着

帰宅すると、JSOから封書が届いていました。

月末であることと、封筒の大きさからして、中身はBOX-916(日本のAAの月刊誌)だろうと

予想をつけました。ひとついつもと違っていた点は、宛名がタックシールでなく、手書きだった

ことです。

夕食後、振込用紙を取り出すために、封書を開封しました。僕は実はBOX916を、あまりマメには

読んでいないのです。他の仕事の関係の雑誌と一緒に積み上げられ、その山をどうにかしないと

住めなくなるまで放置されているのが常です。あまりにも頭が疲れたときに、掘り出されて

ランダムに読み散らかされるのがせいぜいです。でも、他のメンバーの購読分は取り出さないと

いけませんし、振込用紙を会計係に渡さないといけないので、開封だけはしないといけないのです。

ところが、中から出てきたのは BOX 459 というニューヨークのGSOの出しているニュースレター

でした。(ちなみに BOX 459 は、日本で「日本AAニューズレター」70円に相当するもので、

日本のBOX 916に相当するのは、AA Grapevine誌です)。

昨年末のと、今年最初のやつの2部入っていました。

斜め読みしかしてませんが、シリコンバレーで日本語グループが始まったことや、東京での

スペイン語グループのスタートアップの話が載っていました。

疑問なのは、なぜこれが僕のところに届けられたかです。封書の裏には差出人名がありませんから

オフィス発送物なのでしょう。これはつまり、第4版の Personal Stories の日本語訳に手を

上げた人間に、何らかのパケットとして送られた、と考えていいでしょう。

ま、そのボランティア作業からは、抜けられなくなったということでしょうね(笑)。

喪失

らいでんグループの書きかけの地図を失いました。

いつもはZIPの100MBのディスク上で作業をしています。

会社のPCにも、自宅のPCにも、ノートパソコン類にもすべてZIPドライブが装備されていて、

どこに移動しても作業が継続できるというのが、僕の環境です。

で、そのZIPディスク上のデータは、HDDにコピーしておくのが習慣です。

データの編集は、ZIPディスクのを取り扱い、HDDはあくまでバックアップ用です。

ところが、間違ってHDD側のデータを編集していたのに気づきませんでした。

そう、せっかく編集した地図データが、ZIPの古いデータで上書きされてしまったのです。

不思議なことに、怒りとか憤懣とか、喪失感とかは発生しませんでした。

かわりに、すこし陰気な諦念が訪れました。

まあ、また書けばいいのです。

どんなに頑張っても(データ復旧ソフトを使っても)失ったデータは返ってきません。

あがけばあがくほど、自分が苦しくなるのは経験から学んだことです。

20年近くパソコンを使ってきて、今手元にあるデータはここのところ6年ぶんぐらいです。

ファイルひとつ失ったからなんだというのでしょう。

まあ、前回9か月分のデータを一挙に失ったときは、心が平静を取り戻すのに、かなり時間が

かかりましたが。

賑やかなミーティング

いつもより少しだけ早く仕事を切り上げて、ミーティング場に向かいました。

途中のコンビニに、パンとジュースを買おうと立ち寄ったら、仲間に出会いました。

不思議なものです。

最近コンスタントに来ているメンバーは、全員が揃いました。

病院からの外泊で来てくれた仲間もいました。

僕らのミーティング場は、大きな公民館の2階にあります。

正面玄関から入ると、前のホワイトボードに、どこの部屋でどんな会議(やら習い事やら)を

やっているのか、書いてあります。第3会議室は、市の催し物か、地元の町会の集まりでも

ないかぎり、たいていはAAが使っています。

表玄関から入って、見上げると、階段の上が第3会議室。

その階段を上れずに帰って行く仲間がいることは、知っていました。

決して敷居が高いわけじゃないのですが・・・。

「あそこでとって返した」と経験を話す仲間もいます。

ドアをくぐれば、仲間はあたたかく迎えてくれるもの。何で飲んだの? なんて

聞きはしません。また一緒にやろうよ、と言うだけです。

ハードルは、その人の心の中にあるものでしょう。

近くの病院からは、若い患者さんが看護婦さんに付き添われて、

また、大学病院からはドクターも現れました。

え? すっかりクローズドじゃなくなっているって?

大丈夫。悪影響はないと思うし、もしあってもそれは長続きするような影響じゃありません。

権兵衛トンネル

木曾谷と伊那谷を結ぶトンネル工事が進んでいるそうです(国道361号線)。

え〜、ちなみに伊那地方に住んでいる人に「伊那谷」というと怒られます。

「これは谷じゃない、平野なんだ」

たしかに、長野県の県歌にも「松本・伊那・佐久・善光寺、よっつの平らは肥沃の地」と

ありますね。でも、北半分は桜で有名な観光地のほうまで広がりを見せて「盆地」っぽい

ですが、南のほうへ行くと河岸段丘の目立つ地形になっていきます。

でも、僕はあの平らが好きなのです。「陽光溢れる」というようなイメージがあります。

なにせ、そこで2ヶ月の入院生活もしたことですし。

で、木曾のほうへは一度も言ったことがありません。電車で通過したことはありますが、

国道を車で走ったこともありません。

そして、そこには長い間、断酒会もAAもありませんでした。

断酒会が出来たと言うニュースは新聞にも載りました。

でも、AAを求めてくる人にとっては、谷を北に抜けて松本まで来るしかないのです。

でも、それはちょっと遠すぎるのです。

中央アルプスを越える道は険しすぎて、伊那方面のAAミーティングへの参加は事実上

無理なのだと聞きました。

あそこにトンネルができればね〜。という話が何回でたことでしょう。

トンネルを出て下れば、そこは伊那谷のミーティング場。

トンネルを抜けて、そこへ通う人がきっといつかは出てくると思います。

何のためにやっているのだろう

駅前の英会話スクールに通うのが、だんだん面倒になってきました。

最初のうちは「初心者の域から脱してやるぞ」という意気込みで行っていたのですが、

少しずつ慣れてきて、さらに自分の進歩があんまり感じられなくなってくると、

「何のためにやっているのだろう」という思いを心の中から拭い去ることが難しく

なります。

英語がすぐに仕事に役に立つわけじゃないし、レッスンを週末に集めたせいで、

週末のんびり過ごせなくなっているのも事実です。こうやって、体が疲れているとか

いろんな言い訳が湧いて出てくるのですが、とりあえず「お金を前払いしてあるんだ

から、途中でやめちゃうと大損」という強烈な現実が、僕を駅前まで歩かせるのです。

AAのミーティングも同じ傾向があるかもしれませんね。

ミーティングに出ることで、即効性のある何か(心の安らぎとか)を毎回得られる

わけじゃありません。どちらかって言うと、長い時間の中で仲間が見せてくれる姿、

飲まない仲間は、肉体・精神・心理・経済・信頼・家族・人間関係などなどが

ゆっくりとでも(行きつ戻りつでも)回復していく姿を見せてくれます。

飲んでしまう仲間の姿は、「自分も同じようになり得る」という強烈なメッセージを

与えてくれます。それに気づくには、それなりの長い期間が必要なはず。

AAでは、誰かがミーティングに来なくなっても、強引に誘ったりしないものです。

ミーティングに行かない言い訳は、いくらでも考えつけます。

「何のためにミーティングに通っているのか」見失うのは簡単で、探し出すのは

難しい。僕もそうでしたから。

10年目のバースディの仲間の言葉が思い出されます。

「これが趣味のサークルか何かだったら、10年は続けてこれなかったはずだ」と。

疲れ目?

岡崎までは、長野道→中央道→東名経由。300Kmといったところでしょうか。

朝9時出発で、午後イチの打ち合わせに間に合わせるとすると、移動時間は4時間です。

途中でお昼ご飯も食べないといけません。

前回岡崎の自動車工場から豊田ICまで移動するのに、1時間近く要した憶えがあります。

となると、豊田ICを降りるのは12時前にしたいところです。できれば11時30分ぐらいが

望ましいです。

天気は良く、愛知県内に入ると、暖かな春の予感がしました。

東名に入った頃・・・交通標識が読めなくなりました。

なんとなくぼやけた様に見えて、大きな文字も読み取れないのです。

抗うつ剤の副作用で、瞳孔の調節がうまくいかず、ものがまぶしく見えるという症状が

出ることがある、とは医者から聞いていました。

おそらくこれがそうなのでしょう。

いや、この一年間、いろいろと薬を変えてみているので、その症状は別の薬の話なの

かもしれません。いずれにせよ、次の診察の時には確かめて見ないといけません。

帰りは同僚に運転をまかせました。悪いと思いながら、長野県内に入ったところで

ぐっすり助手席で寝てしまいました。

イライラ

Palm という小さなPDA(個人情報アシスタント)にBig Bookの原文を入れて読むことにしました。

日本語版のほうは文庫本があるので、どこへでも持っていけます。

しかし、英語のほうは辞書を引きながらでないと、意味がわからないところもあるので、

PDAに入れて、そのまま単語を引いたほうが楽なのです。

データのほうは、リンクにもある http://www.recovery.org/ からひっぱってきましたが、

それを見るツールが、昨日・今日ともにダウンロードできません。なんだかサーバーの

メンテナンス中だったみたいですが・・・・

イライラしました。そのツールでなくても、別の代替品はいくらでもあるのに、ただ

「あれは評判が良いから、ぜひあれが使いたい」、なのにダウンロードできない。

ぶつぶつ言いながら2日間すぎました。

「自分の思い通りに事が進まない」とイライラするのは、飲んでいた頃と変わりません。

(明日は、愛知県岡崎市)

ひさしぶりのホームグループとBigBook第4版

先週はホームグループのミーティングがお休みだったので、今週は2週間ぶりのミーティング

という仲間も多かったかもしれません。

遠くの病院から外泊で来た仲間が、退院してやってきてOneDayの緑色のメダルをもらいました。

病院とミーティング会場との間を送り迎えをしてくれる仲間がいるおかげで、そちらの病院

に入院した患者さんがAAを知り、地元の僕らのグループに顔を出してもらえる。

ありがたいことです。自分が地元で同じだけのことが出来ないのは残念ですが、こればっか

りは無理はききません。

転勤族の仲間も久しぶりに現れました。4月28日にまだ長野にいるようなら、スピーカーを

やってくれないか? と依頼してみましたが、4月の上旬に引っ越すようで無理のようです。

いちばん近くの病院からは、病棟の看護婦さんとケースワーカーさんに見守られつつ、

女性の若い方がいらっしゃいました。

アメリカの本屋さんに頼んでおいたビッグブックの第4版が届きました。

おどろいたのは、ソフトカバー版とハードカバー版とページ数もまったく同じなら、その

内容もまったく同じなのです。「ビッグブックの〜頁」という引用のされ方をするので、

混乱を避ける意味でやってるんですかねぇ。

ソフトカバー版のほうは、翻訳のためOCR用に分解される運命です。

「前半の部分について、原文と日本語の新訳を読んでおいてください」と言われています。

実は僕は、新訳のビッグブックを最後まで読んだことはないのです。

一月の下旬あたりから、だいぶ鬱が悪化していました。

もっとも、毎日ちゃんと通勤して、ミーティングやらを、こなしていたのですから、それほど

深刻な状態だったわけではありません。医者にも何も言いませんでした。通常の変動の範囲内

だと、自分で勝手に思ったからです。

ただ、はたから見れば、かなり疲れた様子で、無表情に疲れた顔をしていたことでしょう。

3連休をのんびり過ごして、やっと浮上のきっかけをつかんだかな、という感じです。

それでも平凡な日々だったことは確かです。

変成流転、人生には変化がつきもの。

今現在、その変化の只中にいる仲間が、いったいどんな気持ちで過ごしているのか、僕の疲弊

した脳みそでは、推し量ることがまったくできません。

ただ、5年前、若い仲間の突然の死を告げてくれたスポンサーの電話を受けながら、とくに何の

感慨も持たずに「この電話早く終わらないかな」と考えていた僕が、今回は自らの心のなかに

動揺が広がるのを抑えることができません。

ミーティングお休み

今日は第一木曜日なので、病院でのミーティングはお休みです。

といっても、ミーティングそのものはちゃんと開かれているはずです。

第一木曜を担当しているグループから、そこの病院までの道のりは、雪道や凍結路に

なる可能性が高いので、冬場の3ヶ月だけ、僕が引き受けていたのです。

しかし、地元の仲間が月に一回引き受けてくれるようになりました。

おかげで、自宅でゆっくり過ごしました。小田和正がテーマ曲を歌うドラマ見たりして。

こうしてみると、意外と体が(たぶん心も)疲れているのに気づきます。

ちょっと「鬱」っぽいのも気になるところ。

3連休は寝て過ごす予定だったのですが、なんだか雲行きが怪しくなってきましたし。

ゆっくり布団で寝たいなぁ。
プロフィール

ひいらぎ

Author:ひいらぎ
飲まないアルコール中毒者の、ドライドランクな日常。
AAメンバーとして、ネット上でアディクション関係の情報をすこし発信。

本サイトは「心の家路」。

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